「日記」

久しぶりの高速道路。

 
車窓から、可燃ゴミを勢いよく燃やしたときみたいに、もくもくと山の上がけむりだっているのが見える。これはけむりでない、雲だ。
 
山の様子を眺めているだけでも、標高の高さや、空気の冷たさが伝わってくる。
 
こんもりとした山々の一つ一つは、まあ定番だけれど、赤橙黄緑がぐちゃぐちゃと混じり合って独特の色彩を放つ。割合はそれぞれ違う。
 
それを見るだけでも、なんか季節、って感じがしてテンションが上がる。
 
 
 
山梨のほうのとある昆虫館に突発的に行った。
 
 
今は1日以上時間が経過していてしかもその日は睡眠不足、そんな中おぼろげな記憶を辿りつつお土産の館長お手製の昆虫カタログを読みながらブログを書いている。
 
到着して車が止まると、そこから凍えるような寒さの中建物を目指して歩いたので、耳と顎が激しく痛む。
 
建物に着きそして入ったとき、ぷわんと独特な昆虫標本のにおいがした。私はこのにおいがなんとなく落ち着くから好きだ。
 
入ってすぐ左手にある売店から女性が見え、挨拶してくれる。入場料を払って早速順路だとおぼしきゾーンに入っていく。
 
まずビックリしたのが、物凄く神経質に種類ごとに並べられ、ぴっしりと揃えられ、オスメスの並びも統一されていたこと。
まさに「図鑑」並び方がとても素敵だった。
 
何回も標本の即売会的なイベントには行っているけれど、それでも全く見たことのない種類がたくさんあり、ワクワクした。
 
美しくて人気な蝶だけではなく、蛾やカマキリ、甲虫など様々な虫が展示されていた。
思ったより広く、想像以上にマニアックな世界が広がっていた。
 
ハゴロモがとても可愛らしかった。
 
モルフォ蝶がほぼ壁一面に展示されている場所もあった。
 
綺麗だなあ。かわいいなあ。
 
そんなことを言いながらずっとウロウロしていた気がする。
 
「見応えはあると思いますよ」と売店の女性が言っていたのを思い出す。本当にその通りだと思った。
 
虫が好きで良かった!